審査員
審査員 アグネス・チャン
アグネス・チャン

こんにちは、アグネス・チャンです。
今年も多くの子供たちがたくさん素敵な作文を書いてくれて、本当にありがとうございます。
今年の作文のテーマは「お菓子のちから」。子供たちの作文からお菓子の影響力の強さを実感しました。
コロナ禍で子供たちが辛い思いをしていることが作文から読み取れます。学校が休学したり、楽しみにしていた行事に行けなかったり、家族や友達に会えなかったり、淋しい思いをしている子供たちの姿が見えました。
その中で、お菓子は子供の心身の健康を守っていることを感じました。好きなお菓子を食べると、気分が良くなったり、やる気が出たりすると子供たちは作文で綴っていました。
そしてお菓子は「絆」「架け橋」と書かれた作文が複数ありました。
大切な人と同じお菓子を食べていれば、たとえ離れ離れになっても、心は癒され、寂しさが和らぐと思います。世の中にお菓子が存在することのありがたさを痛感しました。私たちも、周りに少し気分がすぐれない、あるいは落ち込んでいる子供や仲間がいたら、お菓子を食べさせてあげれば、きっと元気になります。そして、コロナ禍で会えない大切な人にお菓子を送って、愛と思いやりを形にして、お互いに支え合って行けたら良いですね。

今回の子供たちの文章力は極めて高く、審査するのに、とっても苦労しました。決められた字数が足りないほど、思いがいっぱい詰まった作文が多くありま
した。
ぜひ、子供たちの作文を読んで、彼らが伝えたい思いを受け止めてあげて下さい。素晴らしい作文、本当にありがとうございました。
そして、お菓子を作ってくれる職人さんたちにも、ありがとうございます!